朝倉でのボランティアを通じて

福岡県朝倉市の現状(2017年10月28日撮影)


支流沿いに土砂が流れ込み、流木が堆積している様子

土砂の中に車が埋没している様子

1階部分が土砂で流された家の様子

福岡県朝倉市へボランティア活動を終えて。(小林)

7月に起きた豪雨災害から4か月が差し掛かろうとしているが、私が目にしたのは
まだまだ復興途上の朝倉市でした。ひとつ横に目を向けると一階部分が流された家屋や
泥に埋まった軽トラック、泥の溜まった田畑、土砂で根元部分が埋もれた
名物の柿の木などを目の当たりにし、災害の悲惨さ、完全復興までの道のりの長さを感じました。

ボランティアセンターの方からお聞きしたお話でも、復興はまだまだとのことです。
どうしても報道がされないと災害に対する意識が薄まってしまいますが、自分が何気ない
日常を過ごしている間にもどこかで困っている人たちがいるということを痛感した経験と
なりました。

また、被災者の方々はボランティアを遠慮したり、ボランティアを有料と勘違いし
てしまったりで、ニーズが隠れてしまっているという現実もお聞きしました。

今回の経験は、これまでなんとなく遠くに感じていた被災地・被災者に対する意識をぐっと身近に感じるものとなりました。

災害報道を対岸の火事として見るのではなく、ふっと沸いた「自分に何ができるだろう」という気持ちを行動に移していくこと、自分の住んでいる地域で災害が起きたらどうするかを想定することを胸に刻んで日々を過ごしていきたいと思います。

朝倉ボランティアでの感想 (坂本)

▼聞いたこと、見たこと
・かかりきりで対応されているが、3ヶ月たった今も復旧作業の進んでいない区域がある
・被災された方それぞれにそれぞれの受け止め方があるので、一様な対応はできない
・昭和に一度、似たことがあったらしい
・日常の中にコミュニティがあったことで、助けられケアされた方がいる


▼思ったこと
・日常からしたらかなりの例外的出来事だが、日頃から支えあって生きることで、非常時にもお互い何に困難があるか推察できる。
・ニーズの掘り起こしや、ボランティアとのマッチングに課題がある
・情報の発信や、防災知識の体系化を進めることで救える暮らしが多い。将来を見据えた復興をする必要があるが、いきなりやってと言われても難しい。
・結局は、誰かがやらないと何も変わらない。現場には強い想いや考えを持った人が集まっていて、情報収集や復旧作業に努められていた。自分の日常に埋もれてしまうことなく行動を起こすことが大切。

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